そろそろ、冬の訪れを感じる季節となってきました・・・

10月31日の黒田日銀総裁の更なる金融緩和の報道を受けて株価は上昇し賑わいを見せているようです。

反面、社会保障制度の行く末は不安を感じるばかりです。

円安効果により、トヨタを始めとした輸出業者は大いに潤っているようです。

がしかし、その好況ぶりが社員の賃金にはダイレクトにはなかなか反映されないようです。

バブル時代の証券会社の新人の女子社員の賞与が100万円であったなどということはなさそうです。

そして、この円安は、国民にとっては生活費の高騰となって跳ね返ってきます。

小麦の輸入コストはあがれば、パンから麺類・・・あらゆるものに影響を及ぼします。

さらに、何といっても消費税の増税がありました。

さらなる、消費増税も控えています。

来年の消費増税は実現してしまうのでしょうか・・・

そのような背景の中、今年からNISAという小額投資非課税制度が始まり、この円安、株高の環境のもと金融商品への投資熱は高まってくるでしょう。

もはや、自分の老後の資金は自分自身で増やしていくほうが賢明なような気もしてきます。

太陽光発電の買取価格制度しかり、国の制度はどこまで信用していいものなのか、どうなのか・・・

ただ、ここで、気をつけましょう。

やみくもに、投資熱に便乗して投資を始めるのはご法度です。

投資をする上での目的や目標を明確にしてから計画的に進めていくようにしてみましょう。

目的や目標とは何か・・・

まずは、今後の生活を想像してみましょう。

月々、いくらくらい生活費が必要ですか・・・

子供の住宅取得に援助はしますか・・・

孫の教育資金の援助はしますか・・・

そして、お金の支出の計画を練ってみましょう。

そのお金の支出の計画が練れたら、手持ちのお金を、次の4種類に仕分けしてみましょう。

①生活資金、このお金は日常の生活費などに使うお金です。

②使用予定資金、子供の結婚費用や、住宅資金援助や孫の教育資金援助などの今後10年以内に使う予定があるお金です。

③余裕資金、10年以内に使う予定のないお金です。

④緊急資金、急な出費に備えたお金です。(生活資金の3カ月から1年程度分です。)


このように、手持ちの資金の使い道を明確にしてみましょう。

このように分類してみると、投資に回せるのは③の余裕資金であることが分かってきます。

それ以外の資金は、すぐ使えるように流動性の高い預け先に預けておくしかありません。

この仕分けには、きちんとしたライフプランのキャッシュフロー表を作成しながら進めていくころがお薦めです。

あくまで、将来の予定としてのキャッシュフロー表にしかなりませんが、ある程度は将来の生活設計の指針とはなりうるものです。


そして、投資に回せる余裕資金の目途がたったら、次に、具体的に何に投資をしていくかを考えなければなりません。

つい先日、公的年金の投資先にETFやJリートが組み込まれるという報道がありました。

債券以外のリスクはあるもののリターンが期待できるものを組み込んでいくようです。


ここで、どの程度のリターンを期待するのかその目標を設定します。

年3%なのか、5%なのか、・・・

現在の普通預金の金利を考えると3%がいかに高い目標なのかという気もしてきます。

そして、希望するリターンの期待値を実現すべき商品を探していくということになってきます。

,債券、投資信託、株、不動産・・・等々・・・

時には、欲をだして、最初に想定していた投資用資金以外の資金まで、その投資につぎ込みたくなる衝動に駆られるかもしれません。


この場合には、リスクの許容を計ってみて、どこまでのリスクならセーフであるかを見極めていくしかないでしょう・・・


資産防衛という観点からいくと、最低限の使い道のお金はリスクのないものでキープしておき、あくまで余裕資金の範疇で計画的に運用していくのが無難なのかなと感じます。


そのためには、是非、ライフプランといわれている将来の生活の設計書を、まずは、作成してみてください。



荒木不動産コンサルティングFP事務所は、相続対策やライフプランの作成、生命保険の見直し、住宅取得や住宅ローン等のご相談の他、土地活用や不動産売却等の不動産コンサルティングのご相談も承っております。

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Posted by 荒木財産FP at 11:10│Comments(0)ライフプラン
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